situraéの商品ができるまでの制作プロセスを紹介します。
注: 実際の染めや織りの工程詳細は、生地の種類によって異なるため、以下の説明および写真はあくまで一般的なものです。


1. 糸染め
伝統的な染織技術をもつ職人さんが糸を染めます(絞り染めの場合は、布を織った後に布を染めます)。動・植物から抽出される自然の染料は、時間をかけて煮出したり、発酵させることで得られます。糸を染料につけて煮染める、または糸を染料につけては乾燥させる、そして媒染して水洗いする、といった工程を繰り返すことで、発色がよく色落ちしにくい糸にしていきます。その時々の天然染料、染め方、染める日の天候などによって色の風合いは異なるため、あなただけのオリジナルな色です。

何度も染めを繰り返しながら、天然染料で、天然素材の糸を染め上げます。

1. 絣織りの場合は、まず糸をくくって防染します。

3.藍染めは、染めて洗って空気にさらす工程を繰り返して染めます。

2. 染料を煮出してから、糸を煮込んで染めます。

4. 染めあげた糸をしっかり乾燥させて、色を定着させます。
2. 布織り
染められた糸は伝統織物の織り手さんの手に渡り、手機で布として織られていきます。経糸と緯糸の素材、織り方や織りの密度、糸の染め方によって、様々な肌触りや模様の布が生まれます。一本一本手作業で経糸を綜絖に通して手機に設置し、緯糸を準備して、熟練の技を持つ織り手たちがひとつひとつ丁寧に糸を重ねていきます。この工程に2〜3ヶ月かかります。

丁寧に織り上げてゆきます。経糸と緯糸の素材、織り方や織りの密度、糸の染め方によって、様々な肌触りや模様の布が生まれます。

1. 一本一本、手作業で経糸を綜絖に通してから、織り機に設置します。

3. 綜絖で経糸を操作しながら、緯糸を通して織り進めます。

2.緯糸を準備していきます。

4. 完成した織りの品質をチェックします。
3. 縫製
織られた布は検品後に縫製のプロフェッショナルの手に渡り、カッティング・縫製されていきます。縫製産業が盛んなカンボジアにおいて、国内外のブランドの縫製を受ける縫子さんたちが縫製を行います。

縫製産業が主要産業の一つであるカンボジアで、確かな縫製技術を持つ女性たちが、一枚一枚、丁寧に縫い上げてゆきます。

1. 経験を積んだ縫製スタッフがカッティングします。

3. 仮縫いに沿って、丁寧にミシンをかけます。

2. 商品を仮縫いして、仕上がり寸法をチェックします。

4. 縫い上がった商品のサイズと縫製品質をチェックします。
4. 完成
完成したら日本に送り検品後、ご自宅へ発送致します。
situraéのコンセプト >
situraé は、アジアの自然と暮らしが育んできた伝統織物からインスピレーションを得て、天然の素材と染めの布で、自然本来の色やかたちを感じるファッションやインテリアを制作するブランドです。
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