situraéのはじまり

『situraé』という名前に込めた想い

ブランドの名前は「暮らしをしつらえる」という日本の言葉にちなんで名付けました。

忙しい毎日を過ごしていても、季節の移り変わり、みずみずしい緑や燃える夕焼けの色を、身体いっぱいに感じる瞬間を大切にしたい。自然の色を感じる暮らしをしつらえたい、という想いを『situraé』という名前に込めています。

そして暮らしのインテリアやファッションは、愛着をもてる好きなもので整えたい。自由に好きな色を取り入れてみたり、オーダーメイドの一品を取り入れてみたりして。

situraéは、天然染色と天然素材の布をもちいて、”自然本来の色やかたちを感じる暮らし”をしつらえる商品を発信していきます。

ベッドリネンからはじめた理由

私たちは、ベッドリネンのデザインから始めました。なぜなら仕事に全力投球する人にとって、眠る環境づくりはとても大切だからです。よい仕事をするためによい眠りは生命線。気持ちのよいベッドリネンで、短時間でもよい睡眠をとって、身体も精神もリフレッシュして、頭をクリーンにできる環境をつくりたい。

アジアの布文化との出会い

私たちはアジア各地で仕事をする傍らで、インドの木版更紗や緻密な刺繍、ベトナム少数民族の布や刺繍、タイ東北部の絹織物や綿織物、インドネシアのバティック、カンボジアの絹絣などと出会いました。そしてバラエティに富んだ、伝統的な染め織りや刺繍の技を受け継ぐアジアの布の美しさが、強く心に焼き付きました。

日々の暮らしに生きている布

なかでも衝撃を受けたのは、インドの農村で仕事をしていた時のこと。西部ラージャスターン州の砂漠に近い村や、北部ウッタル・プラデーシュ州や南部タミル・ナードゥ州の村、西ベンガル州やグジャラート州など、遠いところだと街から車で数時間の道のり。

そのような都市から遠く離れた農村でも、村の女性たちは、とてもおしゃれです。サリーとショールやアクセサリーの色が絶妙に色あわせされていたり、センスが研ぎ澄まされている。伝統衣装とその色彩感覚が、日々の生活の中に脈々と生きていることが、すばらしいと思いました。

situraéが生産拠点とするカンボジアでも、週末には村のおばあちゃんたちが、白いブラウスにサンポット・ホール(絣織りの巻きスカート)姿でお寺に通っています。一張羅のスカートに織り込まれる文様は、伝統的な絣文様や、可愛らしいクジャクなど自然の動物・植物モチーフたち。日々の暮らしの中で生きている布には、心を打たれる美しさがあります。

染め織り文化の豊かなアジアでつくる

situraéは、アジアの自然環境や宗教・思想や生活文化が育んできた伝統織物の意匠を、商品のデザインモチーフとして積極的に取り入れています。伝統織物の素材や染織技術を生かしながら、現代の暮らしにとけ込む商品をデザインしています。

situraéが生産拠点とするカンボジアには、歴史のある染め織り文化があります。1970~80年代の内戦により一度は伝統織物の技術が途絶えかけましたが、戦後、染織技術の復興が行われてきました。しかし経済発展の陰で、伝統織物の職人さんは急速に減りつつあります。situraéは、伝統織物の生産者とともに、伝統織物をもちいて商品制作することで、伝統織物の継承や新たな展開に貢献することを目指しています。

situraéは伝統織物の生産者とともに

situraéは伝統織物の生産者(染め織り職人やその支援団体)とともに商品制作しています。商品の生産パートナーは、それぞれの志に共感できるし、よいものを妥協なく作ろうという気持ちがある人たちです。自分のつくっているモノに対する愛がある人たち。

situraéの商品は、カンボジアの伝統織物の職人が糸を染め、織物の盛んな村の女性たちが自宅の軒下で手織りして、まちの工房で縫製をしています。伝統織物の職人たちは、世代を超えて受け継がれてきた染織技術をもつプロフェッショナルです。織り手や縫子さんたちは、生活空間の中で各自のペースで仕事をしています。

カンボジアは縫製産業が盛んであり、縫製工場が複数ありますが、そこで働く若い女性たちにとっては、労働環境の整備不足による健康被害や長時間労働など、様々な課題も存在します。私たちは、作り手が愛情を持って制作できるモノづくりの環境を大切にしたいと考えています。

自然素材へのこだわり

situraéは、自然の素材をもちいてモノづくりをすることを大切にしています。

素材はすべてシルク、コットンなどの天然素材。染料は地産地消の天然染料です。カンボジアの村の職人が、丁寧に染めて、手織りしています。

天然染料による染めは、毎回の染めの色合いが少しずつ違うものになるので、お客さまに、オリジナルな色を少しづつ、お届けしていくのに向いています。だから私たちは、丁寧に手をかけた少量生産だけれども高品質なものづくりを追求するチャンスがあると考えています。

もちろん、布の手触りや色合いの良さだけではなくて「これ、おしゃれ!」というスタイルがあること。それが私たちのチャレンジです。

situraéが考える『よいもの』

よいものってなんだろう。思い入れがあって大切にしたいもの。破れてしまっても縫い直そう・・・と愛着がもてるようなもの。子どもに譲ったりして次の世代に受け継いでいきたいと思うようなもの。

天然染料で染めた天然素材の手織り布には、深みのある色と優しい手触りがある。愛情をもてる商品をプロデュースすることで、”自然本来の色やかたちを感じる暮らしをしつらえる”楽しさを伝えること、それがsituraéの願いです。

(situraé創業チームより)

situraéのコンセプト >

situraé は、アジアの自然と暮らしが育んできた伝統織物からインスピレーションを得て、天然の素材と染めの布で、自然本来の色やかたちを感じるファッションやインテリアを制作するブランドです。

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